この日はちょうど母の日ということで、「母の日スペシャルマッチ」と題して、ちょっとしたイベントを行った。

会場に足を運んでくださった女性の方々には、スポーツオーソリティー様がご提供くださったハンドタオルと、エスペランサカラーの青いバラをプレゼント。

かつて青いバラの開発は不可能と言われていたにもかかわらず、近年になって成功。その結果、青いバラの花言葉は「奇跡、神の祝福、夢叶う」となったのだとか。エスペランサも数々の不可能を乗り越え、多くの奇跡を体験し、神の祝福をたくさん受けて歩んで来た。今シーズンまだ勝利のない中ではあったが、必ず勝利し、そして夢を叶える・・・、そんな強い思いを込め、ゲームに臨んだ。

選手入場時には、エスコートキッズならぬ「エスコートママ」とともに入場。「何年ぶりに手をつないだだろう？」という選手もいる中、選手のお母さんたちはとても感激し、大変喜んでくださった。

小さい頃から、自らのお母さんたちが、一番のサポーターであり続けてきたことを私たちは知っている。だからこそ、たくさんの観客の前で、そして母たちへの感謝を伝えるためにも何としてでも勝利して、恩返しをしたい。

いつも通り、神の前にひざまずき、祈りを捧げて試合に臨む。

試合は開始直後からエスペランサが主導権を握る。
前線からの激しいプレスで相手に自由を与えず、相手を押し込んでいく。
前半8分、【9】 井上 海希が【34】木村 佑之介とのワンツーでうまく抜け出し決定機を作り出す。
そのこぼれ玉を【37】高杉 晃平がゴールへ流し込み先制かと思われたが、キーパーチャージを取られ先制とはならず。

前半14分にはアクシデント。
タッチライン際で足を滑らせた【34】木村 佑之介が負傷し、早い時間帯で交代カードを切ることを強いられる。それでもエスペランサのペースは落ちない。
お互い一歩も譲らない展開が続く中迎えた前半41分。
【35】柿﨑 翔太のCKを【47】佐藤 鷹司が頭で合わせたボールがバーに当たり、そのこぼれ玉を【33】井村 勇斗が冷静に頭で押し込み待望の先制点を奪う。
前半はそのまま終了し、ハーフタイムへ。

そして後半へ。
前半よりも長いボールを蹴り込んでくる相手に対して押し込まれるような立ち上がりになるも、なんとか跳ね返しカウンターでチャンスを作る。
後半10分には、中盤でボールを奪い素早いカウンターを繰り出すと、【33】井村 勇斗のパスを受けた【9】 井上 海希がうまく反転して放ったシュートがゴール左隅に決まり、いい時間帯で追加点を奪う。
その後は、CKなどからピンチを迎えるが【90】鈴木 悠生を中心に最後の最後で体を張ってゴールを割らせない。
その後も続いた我慢の時間を全員で耐え抜き、試合終了。

試合を通してエスペランサらしさを発揮することができた試合だった。
この良い流れを途絶えさせないためにも、次節の首位・東京国際大学FCとの一戦に向けてチームとして良い準備をしていきたい。

今節もたくさんの応援ありがとうございました。
とても良い雰囲気で試合ができたことを感謝いたします。
次節は首位とのとても大事な試合となりますので、ぜひ会場での応援をよろしくお願いいたします。

次節のお知らせ
5/21（日）14:00ko
vs 東京国際大学FC [Hone]
会場　保土ヶ谷公園サッカー場