【試合レポート】エスペランサSC vs 東京国際大学FC「ありがとうパブロ!」

エスペランサSC vs 東京国際大学FC
関東サッカーリーグ2部・後期第4節 [home]
2016/7/17(日) 11:00 kickoff
かもめパーク

  [エスペランサSC   ]-0[東京国際大学FC   ]
   得点 34分33玉川  1前0
      76分50古川  4後0
      79分 4藤原
      90+1分 7北野
      90+5分 7北野
   警告 83分10井上      警告 14分 5佐藤
                      43分 6上野
                      63分 9中島
                      79分36中村
                   退場 81分20万代
関東サッカーリーグHPより転載

【スターティングメンバー】

GK 77 野﨑 知真
MF 11 坂本 貴則
DF 35 柿﨑 翔太
DF 33 玉川 由
DF 20 野中 桂輔
MF 43 畑澤 慶次
MF 8 オルテガ レオナルド アグスティン
DF 47 江川 真矢
FW 7 北野 智貴
FW 10 井上海希
FW 50 古川 頌久

【ベンチ入りメンバー】
GK 99 中嶋 健人
DF 23 原 正和
MF 88 鈴木 心

MF 5 オルテガ ホルヘ グスタボ
MF 17 オルテガ パブロ セバスティアン
FW 44 吉家 大助
MF 4 藤原 裕太
【交代出場】
53分、 43→4 藤原 裕太
85分、 10→17 オルテガ パブロ セバスティアン
90+1分、 50→5 オルテガ ホルヘ グスタボ

【ハイライト動画】

【試合レポート】

この日がラストゲームとなるパブロ選手のために、エスペランサのすべてのカテゴリーの選手達や家族が大勢集まってきてくれた、かもめパークでのホームゲーム。
首位チームに快勝した前節に続き、連勝でこのまま波に乗りたい所。
パブロ選手はオルテガ監督の次男。若い頃プロ選手となることを目指すも怪我により断念。その後医師としての道を志し、アルゼンチンにて見事医師免許を取得。しばらくアルゼンチンで医療に従事していたが、日本でエスペランサとオルテガ監督の働きを助けたいとのことで3年前に来日。エスペランサSCの選手として、キャプテンとして、県2部から1部、1部から関東リーグへの昇格に貢献してくれた。またエスペランサの下部組織においては、コーチとして、アスレティックトレーナーとしてフルに活躍。今回の帰国は、さらに外科医としての免許を取得するためにはこのタイミングで戻らないと不可能とのことで、ギリギリのところでの決断だった。
ピッチの中も外も、パブロのために何としても勝利を!という思いが満ちていた。
さて、試合の内容。
この日は前半からしっかりと主導権を握る。
34分、北野智貴のコーナーキックを玉川由がドンピシャのヘディングで決めて先制点!
その後、圧倒的に攻めつつもなかなか追加点を奪えない中にあったが、76分、またもや北野智貴のコーナーキックを今度は古川頌久がヘディングで豪快にゴール!
79分には、中央でドリブルで持ち上がった北野智貴からの絶妙なスルーパスを藤原裕太がダイレクトで決めてゴール!
その後、怪我で退場の井上海希に代わってパブロ選手が投入されると、会場はさらに大盛り上がり!キャプテンマークは、アグスティン選手からパブロ選手に手渡された。

そして、グスタボ選手も入り、久々にオルテガ3兄弟がピッチ上に勢ぞろいした。

アディショナルに入り90+1分、北野智貴が中央で圧倒的なスピードとテクニックで抜け出すとそのままキーパーとの1対1に持ち込み鮮やかなゴール!
 
さらに、90+3分には、グスタボからのスルーパスを受けた藤原裕太が中央へセンタリング。そこに北野智貴が走り込んでゴール!!
何と北野智貴、この日3アシスト、2得点の大活躍。
個人成績も、アシストランキング1位、得点ランキング2位と絶好調だ。
(1位はこの日も点を決めた古川頌久選手)
最後は、パブロ選手を胴上げ!
終わってみると5−0の快勝で、最高のプレゼントでパブロ選手を送り出すことが出来た。
ありがとう、パブロ。
僕たちは、こっちで必ず夢をつかみます!
Vamos Pablo!